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里帰り出産等に伴う妊婦健康診査の費用助成のQ&A

Q. 里帰り出産のときは、どこに出生連絡票を出すの?

Answer.

自治体によって異なります。里帰りの有無に関わらず、住民票のある自治体へ郵送などで提出を求める自治体もあれば、里帰り先へ提出を求める自治体もあります。 生後28日未満の子どもを対象にした、保健師や助産師がご家庭を訪問し健康状態の確認や必要な保健指導、健康や育児に関する相談などを行う新生児訪問も、里帰り先で希望する場合はその旨を記載することで、自治体が里帰り先へ依頼してくれる場合と、直接自分で里帰り先の自治体へ申し込む場合があります。 また、新生児訪問を里帰り先で希望せず、住民票のある自宅へ戻ってから希望する場合は、帰宅後に受けられるケースもあるようです。 出生連絡票は「どこへ提出するのか」「新生児訪問は、里帰り先で受けるのか。帰ってきてから受けるのかあるいは受けられるのか。」 など、まずはお住まいの自治体へ確認してみてください。 【制度解説】里帰り出産 どんな手続きが必要? (参考) 練馬区外へ里帰りされる方へ(練馬区サイト)

Q. 里帰り出産等に伴う妊婦健康診査の費用助成(償還払い)とは?

Answer.

里帰り出産などで県外の病院や助産所など、委託機関以外(受診票・助成券が使用できない医療機関等)で健診を受診した場合、その健診費用について、いったん立て替え払いをしたものが、事後に公費助成の範囲内で支払われます。妊婦健康診査の受診日当日かつ申請日時点で市内に住民登録のある方が対象です。 ※保険適用診療分の費用や県内の医療機関で受診した健診費用ほか、助成の対象とならないものもあります。 ※申請期限がありますので、期限内に手続きをしてください。 自治体によって、行政サービスの名称や内容が一部異なる場合がありますので、詳しくはお住まいの自治体へお問い合わせください。 (参考) 【制度解説】里帰り出産 どんな手続きが必要? 里帰り出産等に伴う妊婦健康診査の費用助成(償還払い)(静岡市子育て応援サイトちゃむしずおか) 里帰り出産等に伴う妊婦健康診査の費用助成(償還払い)について(文京区サイト)

Q. 里帰り出産時の健診費用助成申請に必要なものは?

Answer.

里帰り出産等に伴う妊婦健康診査の費用助成(償還払い)の申請に必要なものは、自治体によって違います。一般的に必要なものは以下のようなものになりますが、申請する前にお住まいの自治体に確認しましょう。 ・里帰り出産等妊婦健康診査費助成申請書兼請求書 ・母子手帳「妊娠中の経過」欄のコピー ・未使用の妊婦健康診査受診票・助成券など ・本人名義の金融機関の預金通帳等振込口座が確認できるもの ・印鑑 ・健康診査費の領収書 ・支払金口座振替依頼書 申請期間は、出産日から起算して1年以内というのが一般的なようですが、自治体により違いがあります。お住まいの自治体にご確認ください。 (参考) 里帰り出産等による妊婦健康診査等助成金のごあんない(板橋区サイト) 里帰り先などでの妊婦健康診査・産婦健康診査・新生児聴覚検査の費用を助成(償還払い)(福岡市サイト)

Q. 里帰り出産で実家に帰省するタイミングはいつがいい?

Answer.

出産のための里帰りはいつすればいいのか、実家が遠方の場合や初産の場合は特に迷うところです。 一般的な時期としては、妊娠9か月後半(34週)ぐらいまでには里帰りをして、出産をする産科で受診するのがよいとされています。 その時期を過ぎると、産科での受け入れ規定から外れてしまったり、大きなお腹を抱えての移動中にお腹が張ったりと、大変になってきたりします。 母子ともに、安心な体制で移動し、実家でゆったりとした時間を持てるようにスケジュールを立ててみるのがよさそうですね。 子育てガイド(妊娠中) 子育てガイド(出産後)

Q. 里帰り出産後は、いつ自宅に戻るのがいい?

Answer.

出産後は、赤ちゃんの1か月健診後に自宅に戻るケースが多いようです。産科での1か月健診では、ママの健診もありますし、母子ともに健康と認定されてから、自宅に帰る方が安心でしょう。初産の場合、仕事をしているパパは日中家にはおらず、一人で家事も育児もこなさなければならないと思うと不安になりがちです。自宅に帰った後の家事や育児の分担なども、あらかじめパパと話し合っておくのもいいでしょう。あまり長く実家にいると、パパの父性も育たないという話も。新生児のうちからパパにしっかり頼って子育てをしていくのがよいかもしれませんね。自治体によっては、産後ケアサポート事業を行っている場合があります。お住まいの自治体の情報を確認しておくと安心ですね。

Q. 里帰り出産に必要な荷物は?

Answer.

里帰り出産では、多くの人が産前産後をあわせると約2か月ほどの滞在になる上に、赤ちゃんも生まれてくるとなると、気になるのが荷物の量ですね。 現地調達できるものはなるべく現地で用意し、持っていく荷物は、コンパクトにまとめられるとよいでしょう。 1. ママの服(マタニティボトムス、トップス、産前産後用の下着、パジャマ、産後の授乳しやすい服、産後用の補正下着など) 2. 新生児用の服(短肌着:3から5枚、長肌着:1から3枚、コンビ肌着:2から3枚、ツーウェイオール:2から3枚など、季節も考慮して用意しましょう) 3. 入院グッズ(病院指定のものをきちんと確認して一つのバッグに入れましょう) 4. お風呂用品、お布団などの生活グッズ(現地調達がオススメ) 5. カメラやビデオ(留守番のパパへの報告用にあると便利) もちろん前もって配送したり、車で運んだりして、自分はできるだけ身軽に行きましょう。

Q. 里帰り出産のメリットは?

Answer.

里帰り出産のメリットは、出産前後においてママがリラックスできることです。 自分の母親に家事などを頼ったり、育児について色々と話したり相談したりする時間を持てるのは、ママが余計な不安やストレスを感じることなく、出産と産後育児に向き合うことができると言えます。 また、産後も食事の準備や掃除などの家事を任せることができるので、しっかりと体を休めながら、赤ちゃんとの時間をたっぷり取ることができます。出産前後は、ママは精神的にも不安定になりがちです。 母親は、出産育児の経験者でもあるので、心強いサポーターになってくれるでしょう。 【制度解説】里帰り出産 どんな手続きが必要?

Q. 里帰り出産中にパパとどうコミュニケーションをとる?

Answer.

出産をきっかけにパパとすれ違いが始まってしまった…。なんていう悲しいことにならないためにも、パパとのコミュニケーションを充分に心がけたいですね。 産後のママは、安静にしておく必要があるということを知らないパパもいるようなので、里帰り前に、自分のわかる範囲で産前産後の女性の身体の変化などをパパに伝えておくことも大切かもしれません。 里帰り中は、赤ちゃんの様子や日常のできごとをお互いの負担にならない程度に連絡しましょう。産後は目が疲れやすく感じる人も多いので、メールはほどほどに。電話も時間を決めるなど、お互いの生活に配慮してコミュニケーションをとりましょう。

Q. 里帰り出産のデメリットは?

Answer.

里帰り出産の最大のデメリットは、パパがママや赤ちゃんとしばらく離れて暮らすことだと言えそうです。 出産後1か月間の大事な時期をパパと共有できないために、ママの産後の身体の状態や育児の大変さを分かってもらえない可能性もあります。 毎日変化する赤ちゃんの成長を見ることができないので、パパの父性が育ちにくいという話も。 なるべく丁寧なコミュニケーションを心掛けたいですね。 他にも、実家への移動で交通費などの出費がかさむことや、少数ですが、実家の親との折り合いが悪くなったという声も。実家だからといって甘え過ぎずに、事前によく話し合って里帰りを決めることが大切かもしれません。 里帰り出産に「落とし穴」あり?

Q. 里帰り出産の時に必要な手続きは?

Answer.

産後約1か月を里帰り先で過ごす場合に気をつけたいのが、里帰り中に済ませておかなくてはならない諸々の手続きです。 提出先(里帰り地の自治体でもよいのか、住民票のある自治体なのか)、必要書類の確認、申請期限などを早めに確認しておきましょう。主な手続きは、以下の通りです。 1. 退院手続き(出生証明書と母子手帳を受け取りましょう) 2. 出生届(14日以内に提出する必要があります) 3. 健康保険加入手続き(赤ちゃんが病院にかかる際に必要になりますので、なるべく早く届け出ましょう) 4. 児童手当・乳幼児医療費助成金申請(出生届を出す際に自治体に一緒に申請する場合が多いです) 5. 里帰り出産等に伴う妊婦健康診査の費用助成の申請 また、産院で、出産育児一時金や出産手当金(社会保険加入の場合のみ)を提出するための書類を記入してもらう必要がある場合もあるので、事前に確認しておくのがよいでしょう。 (参考) 【制度解説】里帰り出産 どんな手続きが必要?

Q. 里帰り出産の妊婦健康診査の費用助成の申請は、里帰り先の実家の自治体に出せる?

Answer.

里帰り出産等に伴う妊婦健康診査の費用助成の申請は、里帰り先の実家の自治体には提出できません。 住民票のある自治体の決まりにしたがって、期限内にその自治体に提出する必要があります。 提出は、申請者本人だけではなく代理人でも可能です。いずれにしても期限を過ぎないように気をつけて申請しましょう。 自宅に戻り、赤ちゃんを連れて外出できるようになったら、お散歩がてらお住まいの自治体に足を運んで詳細を聞いてみるのもいいですね。 里帰り出産時の妊婦健康診査の費用助成(ふじみ野市サイト)

Q. 里帰り出産のときに、先天性代謝異常等検査を受けるには?

Answer.

里帰り出産の場合は、里帰り先の都道府県、政令市の制度が利用できます。 申込み方法や費用等について、現在住んでいる場所の自治体ではなく、出産予定の医療機関または出産予定の都道府県庁、政令市の母子保健事業担当係に直接お問い合わせが必要です。 なお、都道府県、政令市により検査の対象となる先天性代謝異常の疾患数が異なる場合がありますので、気になる場合は問い合わせの際に、検査対象の疾患についても確認しておきましょう。 (参考) 先天性代謝異常等検査について(千葉県サイト)