保育園(保育所)への入所のQ&A
Q. 保育園(保育所)の入所とは?
Answer.
保育園とは、保護者が共に働いていたり病気などの理由で、昼間家庭において保育を受けられないお子さんを、保護者に代わって保育する児童福祉施設で、法的には「保育所」といいます。保育所には、国が定めた設置基準をクリアし、都道府県知事に認可された園と、それ以外の園があります。 認可された保育施設の利用には、保育の必要性についての認定を受ける必要があります。 詳しくはお住まいの自治体へお問い合わせください。 保育の必要性の認定について(教育・保育施設、地域型保育の支給認定について/1号・2号・3号認定)はこちら
Q. 保育園への入所:職場復帰までに保育園が決まらなかったら?
Q. 保育園への入所:転園をするときは?
Answer.
何らかの事情で通っている保育園(保育所)に通えなくなった場合に、他の保育園(保育所)に通園先を変えることを転園といいます。その手続きとしては、自治体に必要書類を提出するだけというのがほとんどです。とはいえ、待機児童が多い地域では、希望の保育園(保育所)に必ず入れるという保証はありません。 転居にともなう転園の場合は、転入先の住所が確定した時点で入園の申し込みが可能な自治体もありますので、事前に確認しておきましょう。転園のタイミングが4月入園にちょうど合う時期であれば、そのまま申し込みをすることができます。最近では途中入園が難しいことが多く、入園できる保育園を見つけてから引越し先を決定する場合もあるようです。
Q. 保育園への入所:園を選ぶときのポイントは?
Q. 保育園への入所:入園準備で用意するもの
Answer.
施設により準備するものが違うので、必ず確認をしてから準備をしましょう。基本的には、子どもが1日の生活に必要な持ち物を準備します。肌着、Tシャツやトレーナー類、ズボン、タオル、お昼寝用のパジャマ、紙おむつ(名前を書く)etc…。歩ける年次になれば上履きも必要です。 保育園(保育所)では、外で遊んだり、おやつを食べたり、お昼寝をしたりするたびに着替えをするのが一般的なので、衣類は多めに必要です。もちろん衣類だけではなく、お昼寝用のシーツやタオルケットなど、準備するものは多そうです。先輩ママに譲ってもらったり、フリーマーケットなどを利用したりして、賢く準備できるといいですね。
Q. 保育園への入所:幼稚園と保育園(保育所)の違いとは?
Q. 保育園への入所:認可保育所の選考方法について知りたい
Answer.
認可保育所は自治体の児童福祉事業です。 そのため入園を希望する場合、入園の申請先は各自治体になります。定員を上回る申請があった場合には、入園に対する選考を行います。 選考の方法は自治体によって多少異なりますが、基本は保護者が子どもを保育できない度合いによって点数化され、決定するようです。 保護者が仕事などで保育できない時間が長いほど点数が高く、通学や求職中などの場合は低い、といった具合に「より困っている」家庭が有利になるように設定されているようです。 (参考) 幼稚園と保育園を探す(さいたま市子育てWEBサイト)
Q. 保育園への入所:事前に施設見学できる?
Q. 保育園への入所:すぐに1日預けられる?
Q. 保育園への入所:募集枠のない園にも申込みできる?
Q. 保育園への入所:入園できなかった場合、再度申し込みできる?
Answer.
認可保育所に入園することが許可されなかった場合は、自動的に「待機(保留)」の扱いになるのが通常です。 認可外(無許可)保育施設に入った場合、自治体から、「認可保育所への入園申請の取り下げ有無」の確認が入ることがありますが、認可保育所に転園したいと考えているのなら取り下げる必要はありません。 「待機(保留)」の扱いであれば5月以降に認可保育所の希望園の希望クラスに欠員が発生して入園選考が行われる場合には、その対象となります。 入園申請の保留はほとんどの場合6か月までとなっているので、その期間内に入園できなかった場合は、入園申請を出し直す必要があるので、保留期間を事前に確認しておきましょう。
Q. 保育園への入所:幼稚園の子が、夏休みのだけ保育園に入園できる?
Answer.
夏休みなどの長いお休み期間のある幼稚園に通うママにとって、保育時間の確保は頭を悩ませる問題ですね。残念ながら、自治体によって対応は異なるものの幼稚園に在籍していて、夏休みだけ保育園に入園(在籍)することは二重在園になってしまうため、基本的にはできないと考えた方がよいでしょう。ただし、時間単位や日単位での一時保育を行っている自治体であれば、預かり保育に対応してくれる場合もあるようです。まずはお住まいの地域の自治体に問い合わせをしてみましょう。
Q. 保育園への入所:園のお迎えに間に合わない!どうしたらいい?
Q. 保育園への入所:仕事をしていないけど、入園申請はできる?
Answer.
保育園はいわゆる福祉施設の位置付けなので、両親が労働をしている、または介護や病気等、どうしても子どもの面倒が見られない、親族など他に見られる人もいないという理由がないと基本的には入園できません。 ただし、求職中であるという要件で申し込みをすることは可能です。その場合定められた期間内に仕事に就かないと退園になってしまいます。期間は自治体によって異なりますがおよそ1か月から3か月というところが多いようです。しかしながらこれも地域差があり、待機児童が多い地域の場合、すでに仕事に就業している人が産休明け前に入園申し込みをすることも多く、就業していない場合の入園はほぼ無理と思っていたほうがよさそうです。
Q. 保育園への入所:産休明け保育はどこに申し込む?
Answer.
認可保育園は各自治体へ申込みます。 4月入園の場合、10月から11月に申し込み受付、2月に選考結果発表が一般的です。 定員に空きがあれば随時希望する園に入れますが、希望者が保育園の定員を上回っている場合は利用調整(入園選考)が行われます。 選考基準については「入園案内」や市区町村のサイトに公開されていることが多いので必ず見ておきましょう。 なお、出産予定日が1月や2月など4月の一斉入所申し込みに間に合わなくても、随時入所の受付は各自治体に相談してみてください。
Q. 保育園への入所:産休明け保育の利用条件は?
Answer.
認可も認可外も0歳児から受け入れているところがほとんどです。 0歳児保育は「産休明け」から受け入れている園もあれば、「4か月」「6か月」以上としている園もあるので事前に確認しておきましょう。例えば 「6か月」から受け入れの保育園に入りたい場合は、 子どもが6か月になった翌月の1日から 入園が可能になります。 1歳以上からの受け入れになっている保育園の場合、1歳児クラスには「4月1日現在で1歳」(=前々年4月2日から前年4月1日生まれ)の子どもが入れます。そのため、年度途中入園の場合は、1歳の子どもでも0歳児扱いになる場合が あるので要注意です。 他、詳細な条件はお住まいの自治体により異なります。きちんと確認しておきましょう。