延長保育のQ&A
Q. 延長保育とは?
Answer.
認可保育園や認定こども園(保育園枠)、地域型保育事業として行われる小規模保育、事業所内保育などでは、保護者の勤務時間などにより、認定を受けた時間帯を超えて保育が必要な子どもを対象に、別途料金を徴収のうえで、延長保育を実施しています。 自治体によって、行政サービスの名称や内容が一部異なる場合がありますので、詳しくはお住まいの自治体へお問い合わせください。 延長保育(練馬区サイト)
Q. 延長保育:保育時間以降のお迎えになったときは?
Answer.
認可保育園、認定子ども園などの場合、保護者の就労時間に応じて、1日の最大利用時間が11時間の「標準時間」、8時間の「保育短時間」の2つの保育時間区分があります。 認定を受けた時間を超えて利用した場合は「延長保育」となり、延長保育料が発生します。 認定を受けた時間を超えてしまう可能性がある場合は、事前に保育施設に連絡を入れるのが基本です。 ただし、保育園の開所時間を超えての延長はできないため、あくまでも開所時間内での延長となります。 (参考) 延長保育(川西市サイト)
Q. 延長保育:一般的に何時ぐらいまで預かってもらえる?
Answer.
保育園の開所時間、保育標準時間や保育短時間が何時までになるのかは、各保育施設によって異なります。 認定保育園、認定子ども園などの場合、一般的には19時から20時ごろまで預かってもらえるところが多いようです。 数はかなり少ないですが、中には22時まで対応している保育園もあるようです。 開所時間や延長保育への対応時間については、各保育園によって異なるため、事前に利用を検討している保育園の情報をご確認しておきましょう。 (参考) 延長保育(北広島市子育てサイト)
Q. 延長保育:費用相場は?
Answer.
延長保育料は、認定を受けた保育時間を超えた場合に発生します。 つまり認定時間よりも早い時間および遅い時間の両方に対して延長保育料がかかってきます。 延長保育料は月極め料金とスポット料金があり、月極めの費用相場は2000円から4000円、スポットの費用相場は1時間200円から600円の価格帯が多いようです。 しかし保育利用状況や、延長した時間帯によっては月極めで10000円以上、スポットの場合は1000円以上かかる施設もあり、かなりの差があります。 お住まいの自治体や保育園によって条件や金額が異なるので、事前に情報を確認しておきましょう。 月ぎめ延長保育料、スポット延長保育料(大田区サイト)
Q. 延長保育:子どもはどのように過ごすの?
Answer.
延長保育の時間帯は、子どもたちは年齢別のクラスに関係なく、ひとつの部屋に集まり、絵本の読み聞かせやブロック遊びなど室内でゆったりと過ごすことが多いようです。 保育は担任やパートの保育補助が交代で担当することが多いようで、20人程度の子どもに対して2名から3名つくのが一般的のようです。 延長保育は、だいたい同じメンバーになることも多く、大きい子が小さい子をかわいがったりと年齢を超えた交流やつながりが生まれやすい場でもあるようです。 (参考) 延長保育(千葉市子育てナビサイト)
Q. 延長保育:利用の資格や制限はある?
Answer.
月極めの延長保育は申請して承諾を受ける必要があります。 申請にあたっては、延長保育申込書と、勤務時間の実績を記した延長保育の必要性を確認する書類の提出を求められ、毎年度の申請が必要です。 なお利用を希望する時点で1歳を超えていないと月極めの延長保育利用ができない自治体や保育園が多いようです。 スポットで利用する延長保育は、一部申請が必要な自治体もありますが、基本的には仕事の都合に応じて事前の申請で一時的に利用できます。 利用にあたっては月10時間以内の制限を設けているところが多いようです。延長保育利用枠には定員があり、それを超える場合は利用できないこともあります。 (参考) 延長保育(北九州市サイト)