必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

新生児訪問のQ&A

Q. 新生児訪問とは?

Answer.

生後28日未満の赤ちゃんを対象に、保健師や助産師がご家庭を訪問し、健康状態の確認や必要な保健指導、健康や育児に関する相談などを行います。 (参考) 新生児訪問(江戸川区サイト)

Q. 新生児訪問には、どんな人が来てくれるの?

Answer.

新生児訪問には、自治体で認定された助産師や保健師が来てくれます。 新生児の扱いにとても慣れたベテランの助産師や保健師の方のお話を聞いたり、不安なことや悩みを聞いてもらったりするだけで、自然と肩の力が抜けるものかもしれません。 核家族の場合、産後は新生児と一対一になりがちで、なかなか人と話す機会も少なくなってしまうこともあるので、新生児や育児についての知識が豊富な人と話せる貴重な機会に、気になっていることを話してみましょう。 新生児訪問(国立市サイト)

Q. 新生児訪問ではどんな相談に乗ってくれる?

Answer.

新生児訪問では育児上重要な事項について相談に乗ってくれたり、指導してくれたりします。 例えば、母乳の回数があっているか分からないとか、ミルクを足すかどうか迷っているなどの栄養面、赤ちゃんの体重が増えていない気がするなどの発育面、 相談に乗ってくれる人がいないことや、パパとの生活時間のすれ違いなどの生活環境について、予防接種の進め方など多岐に渡る内容も相談可能です。 単純にその時に感じている悩みを素直に打ち明けて相談できるといいですね。 気楽な気持ちでお話ししましょう。 また、体重計を持参して測ってもらえることもあります。 大きくなったことが実感できて嬉しいですね。 (参考) 新生児訪問(渋谷区サイト)

Q. 新生児訪問には申し込みが必要?

Answer.

「新生児訪問」に申し込みは必要ありません。 出産後14日以内の出生届の受理を受けて、自治体から訪問日時の調整が入り、訪問が決まります。 自治体によっては、訪問のあり、なしを選ぶことができる場合もあるようですが、そのような自治体は少ないようです。 また、新生児訪問は基本的に1回限りの訪問となりますが、自治体が必要と判断する場合や希望がある場合はその後も訪問してもらうこともできます。 また、里帰り先での新生児訪問をご希望の場合は、滞在先やお住まいの自治体に相談しましょう。 (参考) 出生通知書(新生児訪問)(千葉市サイト)

Q. 新生児訪問と乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん訪問)の違いは?

Answer.

「新生児訪問指導」は、母子保健法に定められた事業で、主に新生児の発育・栄養・生活環境・疾病予防など育児上重要な事項の指導を目的として、生後28日以内(里帰りの場合は60日以内)に保健師や助産師が訪問する事業です。対象となる赤ちゃんは、全新生児ではありません。 一方、「乳児家庭全戸訪問事業」(こんにちは赤ちゃん訪問)は、児童福祉法に定められた事業で、対象は、生後4か月を迎える日までの赤ちゃんがいる全ての家庭です。  厚生労働省「乳児家庭全戸訪問事業ガイドライン」によると、 1、育児に関する不安や悩みの傾聴、相談   2、子育て支援に関する情報提供  3、乳児及びその保護者の心身の様子および養育環境の把握   4、支援が必要な家庭に対する提供サービスの検討、関係機関との連絡調整   を行う事業です。 事業の成り立ちは違うようですが、どちらも赤ちゃんの発育や困っていることなどを相談できる良い機会です。上手に活用しましょう。 新生児訪問・こんにちは赤ちゃん訪問(渋谷区サイト)