必要な人に必要な支援を「令和6年能登半島地震 支援情報ナビ」

産前・産後ヘルパーの派遣のQ&A

Q. 産前・産後ヘルパーの派遣とは?

Answer.

産前産後の体調不良などにより、家事や育児が困難なご家庭に、日常的な掃除・洗濯・食事の支度などの家事や、もく浴・おむつ交換・きょうだいのお世話などの育児を手伝うホームヘルパーを派遣している自治体があります。 自治体によって、行政サービスの名称や内容が一部異なる場合がありますので、詳しくはお住まいの自治体へお問い合わせください。 【制度解説】産前・産後ヘルパーの派遣 (参考) 産前・産後ヘルパー派遣事業(平塚市サイト)

Q. 産前・産後ヘルパーには何を頼める?

Answer.

「食事の支度」「衣類の洗濯」「掃除・整理整頓」「生活必需品の買い物」などの家事のほか、赤ちゃんの「オムツ替え」「沐浴の準備・片づけ・手伝い」「授乳(ミルク)」、 上のきょうだいがいる場合は、「保育園の送りまたは迎え」「遊び相手」などを頼むことができます。 産前産後の大変な時期に、家事育児をサポートしてもらえるのは体力的にも精神的にも心強いもの。 サービス内容は、自治体や事業者によっても異なるので、希望のサービスを提供しているか確認してみましょう。 産褥期の心強い味方!「産後ヘルパー」とは

Q. 産前・産後ヘルパーの派遣はどこへ申し込む?

Answer.

自治体が窓口になっているもの(委託事業者より派遣)であれば自治体へ、その他民間のサービスであれば、各事業者へ直接申し込みます。 自治体の場合は、事前申請が必要で、申請の際は「申請書」「母子健康手帳」のほか、所得によって費用が異なる場合は「住民税額のわかる書類」、妊娠中に利用を希望する場合は、体調不良を証明できる「診療情報提供書」の提出が求められることもあります。 何が必要なのか、必ず事前お住まいの自治体に確認するようにしましょう。 (参考) 産前・産後ホームヘルパー派遣事業(茨木市サイト)

Q. 産前・産後ヘルパーの費用相場は?

Answer.

自治体による派遣(委託事業者より派遣)の場合は、所得に応じて異なる場合も多く、1時間/無料~1,500円程度が相場となっています。 お住いの自治体に確認してみましょう。 民間の事業者に直接依頼する場合は、1時間/3,000円から6,000円程度が相場のようです。 民間事業者のほうが高めになりますが、時間や利用頻度によって頼めるサービスの内容が多かったり、オトクなプランを用意していたり、来てもらうヘルパーを選べるなどの特徴があります。 割安のお試しプランを用意している場合もあるので、試しに一度利用してみるのもよいでしょう。 自治体と民間事業者では、費用やサービス内容が異なるので、 ・具体的に何をお願いしたいのか ・お願いしたい期間はどのくらいなのか ・予算 などを考えて選びましょう。 先輩ママに聞いてみるのもいいですね。 (参考) 産前・産後家事ヘルパー派遣事業のご案内(加古川市サイト)

Q. 産前・産後ヘルパーとはどんな人?信頼できる?

Answer.

家事育児経験のあるお母さんやシルバー人材をはじめ、保育士や介護職員初任者研修修了者以上の資格を持った人材まで、派遣事業者によって様々です。 中にはお料理やおやつ作りが得意な人や、オイルマッサージができる人や、様々な得意分野を持つ人がいるので、自分がどんなサービスを求めているかを考えながら選ぶといいでしょう(ヘルパーが選べる場合)。 事前にヘルパーとの面接や、お試し利用ができる場合は、ヘルパーとの相性や信頼性を確かめてから利用してみることをおすすめします。

Q. 産前・産後ヘルパーに自治体の助成はあるの?

Answer.

自治体のサービス(自治体が窓口となって委託業者よりヘルパーを派遣)を利用すれば、民間事業者へ直接依頼するよりも、割安で利用することができます。 ただし、ヘルパーのスキルについては、委託事業者によって異なるため、事前に自治体のホームページ等で確認しておくとよいでしょう。 自治体によって、利用期間や回数が定められており、母子手帳交付後から産後数か月程度までなど、利用期間が決まっていることがいようです。 産後はもちろん、産前のつわりが重い時期や安静が必要な場合にもうまく活用してみましょう。 多くの自治体で産前産後ヘルパーの派遣を行っています。 お住まいの自治体の情報を確認してみましょう。 (参考) 福岡市産前・産後ヘルパー派遣事業のご案内(福岡市サイト) 【制度解説】産前・産後ヘルパーの派遣