注目記事:家族旅行はお得に行きたい!
そろそろ子どもも家族旅行を楽しめる年齢になったし、旅行を通して子どもにさまざまな体験をさせてあげられたら…!と思うけれど、旅費のことを考えると、そう頻繁にも行っていられない……。そんなパパママにぜひチェックしてもらいたいのが、自治体の保養所です。
最近では、運営を民間の会社に委託することで申込みなども簡単に、料金もお安く、快適に使える保養所が増えているようです。
昔とは変わってきている保養所事情
自治体の保養所に、“古くて綺麗ではないかも”“予約手続きが面倒くさそう”“どうせ抽選で当たらないんでしょ”なんてマイナスイメージがありませんか?
最近は、自治体が保養所の運営を民間の会社に委託する傾向にあり、お安く快適に過ごせる保養所が増えてきているのです。そのような保養所であれば、かつては複雑なイメージのあった宿泊手続きもいたって簡単。自治体を通さず、直接宿泊施設とやりとりできるケースが多いので、一般のホテルや旅館と変わらない感覚で気軽に利用できるようです。予約方法は自治体によって異なりますので、ご利用の自治体にご確認ください。
さらに、自治体の保養所というと、住民しか利用できないと思いがちですが、すべてがそうではないケースも。宿泊料金は若干アップしますが、その自治体の住民以外でも利用できる保養所も少なくありません。家族で旅行に出かけるなら、ぜひ宿泊施設選びの候補のひとつに、自治体の保養所を加えてみてはいかがでしょう。
保養所に泊まる際の注意点
ただし、お安く快適に泊まれる保養所が増えているとはいえ、一般の宿泊施設に比べると、サービスが足りないと感じることもあるかもしれません。もちろん保養所によりますが、「アメニティなし」「布団の上げ下ろしは自分で」「トイレは共同」など、一般のホテルや旅館では当たり前だと思っていたことが、そうではないケースも。到着してから「知らなかった」とがっかりしたり、持ち物が不足したりすることのないよう、事前に確認しておきましょう。
また、施設がいわゆる人気のある場所にあるとも限りません。でも、いかに楽しめるのかを事前に計画するのも楽しそうです。
宿泊助成金を出す自治体も
安く泊まれるのは、自治体保有の保養所だけではありません。住民に対して宿泊助成金を出す自治体もあるのです。例えば東京都武蔵野市では、友好都市にある9施設を対象に、市民に宿泊助成金を出しています(1人1泊3,000円)。また、東京都練馬区は、民間のホテル・旅館等を保養施設に指定し、区民の方に宿泊料金を補助しています(1泊おとな(中学生以上)3,000円、小学生2,000円、幼児(3歳以上)2,000円)。お住まいの自治体にも、宿泊助成金がないか、ぜひ確認してみましょう。
なお、助成金に関しては、事前に自治体への申請が必要な場合がありますので、詳しくは自治体のホームページでご確認ください。
会社員の方は、健康保険組合や会社の保養所やサービスもチェック
会社員の方であれば、加入している健康保険組合や会社で保養所を保有していることもあります。
知っているのと知らないのでは大違いです。ぜひ福利厚生をチェックし、お得に家族旅行を楽しんでくださいね。